浄水カートリッジ
LIXIL浄水カートリッジの適合品番と性能を確認する
LIXIL浄水栓の品番から対応カートリッジを照合し、JF-K系・JF-2系・JF-31・JF-45N系の性能差、交換目安、互換性を確認する方法をまとめます。
LIXILの浄水カートリッジは、水栓本体の品番から対応する系統を先に確認し、その範囲で性能グレードを選びます。JF-K2系・JF-K1系・JF-K4系は品番と性能表示が似ていますが、互換性はありません。見た目や数字の近さだけで決めず、水栓の品番と公式適合表を照合してください。
水栓品番からカートリッジを照合する
下表はLIXIL公式適合表に掲載されている組み合わせの一部です。水栓のシリーズ名だけではなく、枝番を含む品番を確認します。
| LIXIL公式表に掲載された水栓品番の例 | 表に表示されているカートリッジ |
|---|---|
| JF-AP461SYX、RJF-1071Y | JF-K42、JF-K41、JF-K40 |
| JF-AB461SYX、JF-1456SYX、JF-AB466SYX | JF-K22、JF-K21、JF-K20 |
| JF-AB461SYX-TA、JF-AB461SYXN-TA | JF-31 |
| JF-AJ461SYX、JF-AK461SYX | JF-K12、JF-K11、JF-K10 |
| JF-NAH461S、JF-NA411S、JF-NAA466S、JF-NA466S、JF-NA461S、JF-NA460S | JF-45N、JF-43N |
これはLIXIL公式の浄水カートリッジ適合表から抜粋した例です。たとえばJF-AB461SYXとJF-AB461SYX-TA系では、公式表に表示されるカートリッジが異なります。一覧に品番がない場合は、似た型番から推測せず公式表で水栓品番を検索してください。
カートリッジの系統と互換性
同じ水栓に複数のグレードが表示されているときは、その候補の中から選びます。別の水栓で使われる似た品番へ置き換えることはできません。
| 系統 | 基本品番 | 互換性の範囲 |
|---|---|---|
| JF-K2系(長寿命) | JF-K22、JF-K21、JF-K20 | JF-2系3品番とも互換性あり。合計6品番から選べる案内 |
| JF-2系(従来タイプ) | JF-22、JF-21、JF-20 | JF-K2系3品番と互換性あり |
| JF-K1系(長寿命) | JF-K12、JF-K11、JF-K10 | 系統内の3品番で選ぶ |
| JF-K4系(長寿命) | JF-K42、JF-K41、JF-K40 | 系統内の3品番で選ぶ |
| 特定水栓用 | JF-31 | JF-31のみ。別系統のカートリッジは使わない |
JF-K2系とJF-2系の組み合わせ以外は、系統をまたいで互換性がありません。JF-K1系、JF-K4系、JF-31は、JF-K2系/JF-2系とも別の系統です。品番の数字が近くても、K1・K2・K4の違いを省略しないでください。
JF-K2系はJF-2系に対する長寿命タイプとしてLIXILが案内しています。公表値では、JF-K20・JF-K21は従来品JF-20・JF-21の約2倍、JF-K22はJF-22の約1.3倍の総ろ過水量です。交換候補にJF-K2系が表示されていても、購入前に水栓品番との適合を確認します。
性能グレードを比べる
JF-K1系・JF-K2系・JF-K4系には、同じ除去物質数表示のハイグレード、スタンダード、エコノミーがあります。次の数値はLIXIL公式の除去物質一覧に掲載されたものです。
| グレード | 対象品番 | 公式表示 | 総ろ過水量 | ろ過流量 |
|---|---|---|---|---|
| ハイグレード | JF-K12、JF-K22、JF-K42 | 15+3 | 1,200 L | 1.5 L/分 |
| スタンダード | JF-K11、JF-K21、JF-K41 | 12+1 | 2,400 L | 2.5 L/分 |
| エコノミー | JF-K10、JF-K20、JF-K40 | 5+1 | 2,400 L | 2.5 L/分 |
「15+3」「12+1」などの表記は、公式の商品表示どおりに載せています。各品番の除去対象物質はLIXIL公式の性能一覧で確認できます。ハイグレードは除去表示が多い一方、ろ過流量はほかの2グレードより小さくなります。数値が同じでも、K1・K2・K4相互に交換できるという意味ではありません。
LIXILは、上表のJF-K系カートリッジについてPFOS・PFOAを80%以上除去できることを確認したと案内しています。これはPFOS・PFOAについての試験結果で、あらゆるPFASを除去するという意味ではありません。K系の表では「●」が80%、「★」が自社基準で95%を示します。ほかの系統には別の記号が使われる場合があるため、公式一覧の注記を確認してください。
JF-31は専用の1品番
JF-31は特定水栓向けのカートリッジで、K系のように同じ水栓で3グレードを選ぶ構成ではありません。公式表示は12+1、総ろ過水量1,200 L、ろ過流量2.5 L/分です。JF-31と表示された水栓には、別系統の高グレード品を流用せずJF-31を選びます。
ビルトイン形はオールインワン形と分けて確認
JF-45N・JF-43Nは、シンク下にカートリッジを設置するビルトイン形の例です。水栓内部に入れるJF-K系・JF-31とは設置方式が異なります。
| 品番 | LIXILのグレード表示 | 除去物質数表示 | 総ろ過水量 | ろ過流量 | 交換時期の目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| JF-45N | スタンダード | 17+3 | 10,000 L | 2.5 L/分 | 約12か月(25 L/日) |
| JF-43N | エコノミー | 12+1 | 10,000 L | 3.0 L/分 | 約12か月(25 L/日) |
ビルトイン形の交換時期は日数だけでは決まりません。浄水の使用量が多いと総ろ過水量に先に達し、交換表示がある水栓では、目安より早く点灯する場合があります。JF-45N・JF-43Nの交換後のリセット方法は、水栓の品番に対応した取扱説明書を確認してください。
品番別の交換目安
オールインワン形の交換時期は、カートリッジ品番と一日の使用量で変わります。LIXILの目安を系統ごとにまとめました。
| カートリッジ品番 | 20 L/日 | 13 L/日 | 10 L/日 |
|---|---|---|---|
| JF-K20、JF-K21、JF-K10、JF-K11、JF-K40、JF-K41 | 約4か月 | 約6か月 | 約8か月 |
| JF-K22、JF-K12、JF-K42、JF-20、JF-21、JF-31、JF-54、JF-53 | 約2か月 | 約3か月 | 約4か月 |
JF-K2系のスタンダード/エコノミー(K21・K20)と、従来JF-2系(JF-21・JF-20)は同じ交換周期とは限りません。品番の先頭に「K」が付くかどうかまで確認してください。JF-45N・JF-43Nは25 L/日で約12か月が目安です。
交換サイクルは平均的な使用量を前提にした目安です。実際の使用量、取扱説明書に記載された条件、水栓の交換表示を優先してください。表にない品番の周期を、近い数字の品番から推測しないでください。詳しくはLIXIL公式FAQの交換サイクル表を確認します。
購入前に品番を確認する順番
- 水栓本体のラベルや刻印から、メーカーと水栓品番を記録します。ラベルが見つからない場合は、LIXILの水栓品番確認方法で位置の例を確認します。
- LIXIL公式適合表で、水栓品番に表示されたカートリッジ系統を照合します。水栓の見た目だけで候補を決めません。
- カートリッジ本体や説明書で、JF-K21などの基本品番を確認します。購入用の末尾記号は入数・購入形態などを含む場合があるため、商品ページの表示も読み合わせます。
- 公式通販の商品ページで品番、入数、購入条件を確認します。販売状況や注文条件は購入時点の案内を見てください。
- 水栓品番が読めない、適合表に見つからない、交換方法が分からない場合は、購入を保留してLIXILへ確認します。
水栓内部のヘッドパーツとは別の部品
ここで扱うのは水をろ過する浄水カートリッジです。レバー操作や吐水を制御する水栓内部のヘッドパーツ(内部カートリッジ)とは用途も適合品番も異なります。水漏れ修理用の部品を探している場合は、水栓の補修部品ガイドを確認してください。
購入時に確認すること
- 水栓本体の品番が枝番まで一致している。
- 適合表に、その水栓用として購入候補の基本品番が掲載されている。
- JF-K2系/JF-2系、JF-K1系、JF-K4系、JF-31を取り違えていない。
- ビルトイン形か、水栓内部に入れるオールインワン形かを確認した。
- 交換時期と取扱説明書の条件を確認した。
LIXILは模倣品への注意を案内し、浄水カートリッジの購入先を公式通販に限定しています。販売条件はLIXIL公式通販の案内で確認してください。