RYOBIの取替用ドアクローザーS-202/S-203シリーズは、ドアを引き開く側に付けるスタンダード型と、押し開く側に付けるパラレル型に分かれます。型番末尾のPがパラレル型を示します。まず現物の取付側を確かめ、その型に対応する商品ページで適用範囲とねじ穴を照合してください。

取付形式と適用ドア

型番 取付形式 ドアを開く側 公式ページのドア材 ドア幅 ドア重量
S-202 スタンダード 引き開く側 木製・アルミ製 900mm以下 45kg以下
S-203 スタンダード 引き開く側 スチール製 950mm以下※ 65kg以下
S-202P パラレル 押し開く側 木製・アルミ製(主に戸建て住宅) 900mm以下 45kg以下
S-203P パラレル 押し開く側 スチール製(主にオフィスビル) 950mm以下※ 65kg以下

※集合住宅の玄関ドアは、幅900mm以下が目安とRYOBIは案内しています。素材・幅・重量が範囲内でも、取付方式とねじ穴の位置が合わなければ取り付けられません。

型番の前に取付側を確認

型を見分けるときは、現在のクローザーがドアのどちら側に付いているかを確認します。RYOBIの案内では、ドアを引き開く側に取り付ける型がスタンダード、押し開く側に取り付ける型がパラレルです。判断に迷う場合は、ドア全体とクローザー、アーム、枠金具が見える写真を用意してメーカーや施工店に確認してください。

他社製クローザーからの交換では、現在の型番だけで適合を決められません。RYOBIは、既設品の取付穴が対応範囲内か、型ごとの商品ページにある図で確認するよう案内しています。穴の位置が範囲外なら取り替えできません。穴あけや既設品の取り外しを、記事だけを頼りに進めないでください。

パラレル型はブラケットの形も確認します。RYOBIの商品図では、一般型・段付きブラケットについてA寸法がB寸法より8mm以上大きいこと、B寸法が12mm以上あることを条件にしています。L型に曲がったブラケットには別売のL型プレートが必要な場合があり、ブラケットの取付穴が3つある場合は追加の穴加工が必要と案内しています。これらはパラレル型の図に示された条件です。スタンダード型や別形状のブラケットに流用せず、現物を商品図と施工店で確認してください。

マンションの共用玄関や防火設備に関わるドアは、管理会社・所有者・施工店にも交換可否を確認します。

室内ドアや玄関・勝手口に新たに取り付ける「ドアマン」は別の製品群です。S-101PV・S-102P・S-102P2の適用条件で、ドアの用途と寸法を確認できます。

幅や重量の大きいドア向けの型番は、RYOBIグレード1シリーズの適用サイズ一覧にまとめています。

アームに161P・162Pなどの刻印がある旧60シリーズの交換候補は、取付ピッチ別の20シリーズ交換例で照合できます。

2025年の変更はパラレル型が対象

RYOBIは2025年6月にS-202P/S-203Pをリニューアルしました。ブラケット取付ねじを1種類にそろえ、取付・調整ねじの形状を統一し、本体に速度調整ラベルを追加しています。同社の発表では、モデル名と取替可能範囲は変わっておらず、スタンダード型は変更なしとされています。手元の製品に付属する説明書で取付・調整方法を確認してください。

公式資料